夏と言えば虫刺されです!!蚊に刺されやすいので毎年やんなります。
ところが庭に生えまくるドクダミで痒み止めが作れるのよ!
適当な瓶に、ドクダミを詰めてホワイトリカーを注ぐだけ。
冷蔵庫で1か月待ちましょう。
で、昨日、できあがりました。
さっき使ってみると、スーッとして痒いところが少しヒリヒリして気持ち良くて痒みが無くなりました。
超オススメ。(まあでも自己責任で使ってね)
ドクダミは、実は迷惑な雑草ではなく、ゲンノショウコ、センブリと並ぶ『日本の三大薬草』。
ドクダミの葉や茎を乾燥させたものは「十薬(じゅうやく)」という生薬です。
煎じて飲むと利尿作用、動脈硬化の予防、解熱や解毒などの効果があると言われています。
ドクダミの有効成分は?
カリウム塩 利尿作用、動脈硬化の予防作用
カルシウム 骨や筋肉の生成・体内酵素の活性化・精神安定
マグネシウム 腸内に水分を集め、便を柔らかく・流しやすくする作用
鉄分 貧血予防および改善
亜鉛 味覚の正常化、抗酸化作用、免疫力向上
マンガン 骨の形成
ビタミンB2 皮膚や粘膜の機能を正常に保つ
ナイアシン 皮膚や粘膜の健康維持
パントテン酸 コレステロール、ホルモン、免疫抗体などの合成、皮膚や粘膜の健康維持
ビタミンK 骨の健康維持
クエルシトリン 毛細血管を丈夫にする作用、利尿作用
ケルセチン 抗酸化作用、脂質の代謝改善、美肌効果
クエルセチン 毛細血管を丈夫にする作用、利尿作用
コリン 脂肪肝予防
ルチン 毛細血管強化、生活習慣病予防、抗酸化作用、免疫力向上
ドクダミの主要成分は?
利尿作用や便を緩くする作用があるため、便秘改善に利用されています。
こうした作用は代謝を高めることにも繋がるため、デトックス効果やダイエット効果にも期待できます。
ドクダミの香りの元になっている成分です。
デカノイルアセトアルデヒドには、強い殺菌作用があります。この作用は乾燥させると失われてしまいます。
ドクダミにはフラボノイドを含み、抗酸化作用をもっているとされています。
フィンランドの調査でケルセチンの摂取量が多い人ほど虚血性心疾患での死亡率や喘息の発生率が低いそうです。
アンチエイジングに有効なだけでなく生活習慣の予防効果も高いです。
ドクダミの香り成分は?
ドクダミの強い特異臭の元になるデカノイルアセトアルデヒドは精油成分の1つです。
この成分はペニシリンをしのぐといわれるほど強力な殺菌作用を持っており、食中毒をはじめ、傷口の化膿の原因となる黄色ブドウ球菌など、多くの細菌を抑えてくれます。
ただし、乾燥したドクダミ(十薬)は、生のドクダミのような強い特異臭が消え、殺菌効果も期待できません。
ドクダミの精油成分は?
- 乾燥葉 / クエルシリン・イソクエルシトリン・アフゼリン・ヒペリン・ルチン
- 生葉 / クエルシリン・イソクエルシトリン・アフゼリン・ヒペリン・ルチン・デカノイルアセトアルデヒド・ラウリルアルデヒド
利尿・消炎・緩下を目的に便秘、慢性皮膚疾患に用いる
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